2004年 12月 21日

古文書調査・・・。

とある重要文化財建造物の半解体修理事業に伴って、そこが所有する古文書をすべて借り受けて調査しています。任意の調査団体が既にあらかた目録化をされているので、その部分については、再チェックのみ。ただし、3,000点ほどの数があります。

半解体のために、その建物に収納されていたものを引っ越ししてみると、出るは出るは、訪問するたびに新しく古文書発見・・・。先日、担当が新規発見の古文書を借り受けに行きました。点数的には数百点?

しかし、その時に、また発見!御茶道具を包んでいた紙が古文書!何のためらいもなく、はがして借りてきたそうな・・・。

その話を聞いて、思わず激怒!

1、御茶道具を包んでいるので、その現状では古文書ではない。キャベツを包んでいる新聞紙と同じ役割?畳の下にひいてある新聞紙?(新聞紙ばかりで申し訳なく・・・。)
2、借り受ける組織(我々の方です)の了解を得ず、勝手に借り出した。
3、これから、どんどんこんな例が予想されるが、その対応について考えていない。
4、包んであるという現状を考えずに、古文書だけに注目して、物から分離してしまった。
  (2次資料をさらにランクの低い3次資料にしてしまった・・・。)

文化財担当者として、非常にまずい状況を説明しました。

本人も反省し、今後このようなことはしないと確約・・・。


一体、ここにはどれだけの古文書があるのか?怖くなっています。

それと、約2,000冊、400巻の教典もあります。こちらは全くの手つかず・・・。
この調査費をどう捻出するか(..ゞ アセ
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by amuro1900 | 2004-12-21 22:02 | 日記


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