研究所日誌

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2005年 03月 17日

重要文化財 願泉寺が大変だ(..ゞ アセ

本日、某庁の技官がやって来ました(調査官でなかった・・・)。事業主の方が招聘して、現状報告と今後の指示を仰ぐため・・・。

わっか~い!兄ちゃんでした・・・。

築地塀の解体の状況を説明し(現地担当の文建協主任技師)、現状の築地塀がどのような変遷で今まで有ったかを解説。ただ、墨書や部材ではちゃんとした年代は判明せず、いくつかの変遷仮説をたてましたが、いずれの仮説も必ずどこかに矛盾点あり。よって、表門を解体した時に発見されるであろう棟札に期待しましょうとのこと・・・。

午後は修理のメインである本堂へ。そこでトンデモナイ発言が・・・。
「建立当初、寛文3年の状況に戻して修理を終えて下さい!」

何?

あのね、今の修理費の総額は、現状の痛んでる所を修理して、将来に残していくとスタンスで積算したものです。屋根組部材の交換やダメになっている瓦の交換。内部の装飾等は現状をクリーニングして、はがれ落ちそうになっている天井絵などは、それを貼り付けてクリーニング。補彩等は最小限で・・・。それでも総額約16億。

それを完全に建立時の状態に戻すとなると、一体いくらいる?積算してないので不明ですが、たぶん2倍から2.5倍程度の事業費がいるでしょうね・・・。

これこれ、国は良いでしょう。赤字国債どんどん出して、某庁は財○省から予算取りすればいいわけですから・・・。

事業者はそうはいきません。今でも、大○府が補助金を出さないため、総事業費の15%を事業者が負担しなければならない。その費用をどうやって集めるか、頭抱えているのに・・・。

私たちもそうです。地方債を発行するわけにもいかず、何とかやりくりしないといけない。うちの社長は当初総事業費の5%までしか補助できませんよと事業者に言っちゃってる・・・。

建立時の状況に復旧って無茶言われても、事業者や私たちは持ちこたえられません・・・。

何年もかかって説明して、やっと事業にこぎつけたのに、いつの段階で話が変わった?

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事業者の懐事情を考えずに、勝手に話を変えるんじゃ~ない! お○人!!!!
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by amuro1900 | 2005-03-17 18:59 | 日記


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