変な基壇にあたりました。
版築がない、土はぼそぼそ(手ガリでばんばん掘れちゃいます)、礎石の堀方はない、あるところもある、堀込地業はない・・・。
なんなんだ? 古代寺院の感覚で近世寺院を掘ったらダメ?
とにかく土を追いかけます・・・。
でもな~!玉縁の新しそうな瓦と糸切り(斜め方向に走るタタラ切りの痕跡)瓦が同時に出てくる、青花(せいか、たぶん、しょうしゅう窯系、1cmぐらいの小さい破片なので・・・景徳鎮の粗製品、しょうしゅうの良品?)、土師器もでてくる・・・。遺物を見たら時代は、しっちゃかめっちゃか・・・。瀬戸の天目も出ていたな・・・。
陶磁器、一部瓦は古め、瓦のほとんどは新しめ。境内で最も沢山遺物が出て助かると思っていましたが・・・。
でも、何故基壇に遺物が多い?
謎だらけだ・・・・。