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研究所日誌

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2006年 07月 28日

死者たちの中世

読みはじめましたが、文書で死体を追いかけると「穢れ」が強く全面に押し出されて、ちょっと異様に感じます。

発掘調査で「穢れ」意識を抽出することは困難な事ですが、文書資料から導き出されるような強い意識があるなら、モノにもそれが現れても良さそうなものですが、そんな感じはない。非常に無頓着にしかとれない・・・。

「穢れ」に対する表現は、「建前」の産物だと考えます。よって、異様に感じる?

文書に書かれていること=事実 と考える事は危険な事ではないでしょうか?

違和感全開で、読み進める気がしませんが、少しずつ読んでみます・・・。


そうそう・・・。

昔書いたもので、絵図を使っているものがあります。最近展示で使う時、再確認したら年代があやし事が判明。判明したとき焦りましたが、読んでみるとちゃんと除外して考えていました・・・私・・・(^^

「付箋」で年が入れられているので・・・信用できないって・・・。

当時の方が的確に資料を認識していることを確認し、安心するやら、今の自分が堕落している、と感じるやら・・・(^^

by amuro1900 | 2006-07-28 22:49 | 日記


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