研究所日誌

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2007年 06月 10日

文献史学


良くやられることは、新しい資料から、過去を推定する事ですね。

いくら沢山資料を集めても、それは同時代資料ではない。「推定」の域は出ないわけです。仮説にもなっていない。

でも、自信満々に発表されます・・・こうでした!って。


考古学では、無いものはどうこう云々しません。単純に「無かった」と言うだけ。これも危ないです。遺物、遺構がなかったら、その時代の遺跡は存在しなかった?・・・言い切れませんよね。

以後の開発ですとんと以前の遺構が破壊されているとか。大規模開発で、地形が全く変わるなんて良くある話ですよね。

ただ、その時代の遺物なりが後の遺構から出てきた場合、その遺物自身は同時代資料です。

そこから、いろいろ云々することは、「仮説」になると考えます。

史料だと、3次、4次、5次資料になってるかもしれない、内容の確認は全くできない。(書き写すという人の作為も大きく関与しますし。)

でも、考古資料だと、後の遺構から出てきたことは2次、3次、4次、5次資料になってる可能性はあるものの、もの自体は1次資料です。

ここが根本的に違います。

でも、わかってくれなかったです(泣)

たたかれそうなので、たたく準備をしておきます。

でも、その前に原稿と要旨と・・・江戸城に行く準備をしないと・・・(謎
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by amuro1900 | 2007-06-10 01:19 | 日記


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