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研究所日誌

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2004年 08月 23日

景徳鎮青花他検討会

先日、たまたま上記検討会に参加しました。ごく内輪の検討とか・・・。

景徳鎮は数年前に行きましたが、地元の研究所ががっちりガードしてるのと、完全に市街地になっているので、それほど印象には無く・・・。龍泉窯の方がインパクトが・・・。だってあこがれの地でしたので(^^

さてさて、そこで問題になったのは、瑠璃釉の皿の施釉方法。
景徳鎮青花他検討会_a0009707_19325234.jpg

青いコバルト釉を塗った後、そのコバルトを削り取って、白い絵を入れたのか?型紙か何かを置いて、その後に白い絵を入れたのか?
コバルトは貴重品であり、後者の方では?との意見が・・・。

完形品では確かに白い絵の部分、段差があってそのような感じですが、江戸で出てくる破片ではそのような感じはなく・・・。

ただ見込みの圏線部分は、コバルト地を棒状のもので削って釉薬を流し込んだ感じです。

結局、決着つかず・・・。陶芸家に見てもらうしか方法はない?

by amuro1900 | 2004-08-23 19:42 | 日記


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